ヨガマットは洗濯機OK?ヨガマットのお手入れ方法をご紹介!
汗が染み込んでいるヨガマット、洗いたいですよね!でも、洗濯機に入れて回してしまっても大丈夫?ヨガマットの正しいお手入れ方法をご紹介します。
洗濯機で洗えるのは一部のヨガマットのみ
基本的に、ヨガマットは洗濯機で洗えません。洗濯機で洗えるのは、メーカーの取説に「洗濯機で洗える」と表記されているものだけです。
ヨガマットを洗濯機で洗うと、ダメージを受けて劣化してしまいます。ヨガマットを長く使いたいのなら、洗濯機で洗うのは避けましょう。
洗濯機で洗えるタイプのヨガマットでも、乾燥機の使用は絶対にやめましょう。風通しの良い場所で陰干しをして、自然乾燥させるのがベストです。
ヨガマットは水で洗えない?
ヨガマットが洗濯可かどうかはヨガマットの素材によります。ヨガマットの品質表示を見て、ヨガマットの素材を確認してみましょう。ヨガマットのお手入れ方法が書いてある商品もあります。「洗濯可」と表示されているヨガマットは、水で洗っても大丈夫です!
水で洗えるヨガマットの素材
水に強い素材でできているヨガマットは、水洗い可能です。しかし、水洗いができるからといって洗濯機では洗えないので注意しましょう。以下の素材からできているヨガマットは水洗い可能なので、参考にしてみて下さい。
- EVA樹脂(エチレン酢酸共重樹脂)
- TPE(熱可塑性エラストマー)
- PER(ポリマー環境樹脂)
- PU(ポリウレタン樹脂)
- NBR樹脂(ニトリルゴム)
水で洗えないヨガマットの素材
PVC(ポリ塩化ビニール)は、ヨガマットの素材に多く使われていますが水や洗剤を吸収しやすく、水洗いすると劣化してしまいます。また、天然素材からできているヨガマットも水洗いはできませんので注意しましょう。
- PVC(ポリ塩化ビニール)
- 麻(ジュート)
- コルク
- 畳
- 天然ゴム
ヨガマットの洗い方
ヨガマットは、正しくお手入れすることで長持ちします。「水で洗えるタイプ」と「水で洗えないタイプ」それぞれのヨガマットの洗い方をご紹介します。
水で洗えるタイプはバスタブで洗う
- ヨガマットが浸かる程度の水またはぬるま湯に、中性洗剤を溶かします。
- ヨガマットを浸して短時間漬け込みます。(2時間以内)
- 浴槽の水を抜き、シャワーなどで洗剤をしっかりと洗い流します。
- ヨガマットを丸めて、水が切れるまで浴室に立てかけておきます。
- バスタオルの間にヨガマットを挟んで水分を取ります。
- 風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。
水で洗えないタイプは濡れタオルで拭く
水で洗えないタイプのヨガマットはデリケートな素材なので、洗剤は使わずにタオルを水で濡らして硬く絞り、ヨガマットの表面に付着した汗や汚れを拭き取ります。スタジオレッスンの後など濡れタオルを準備するのが難しい場合は、除菌シートなどで汗や汚れを拭き取るのも効果的です。
プラスアルファのお手入れ
新型コロナウイルス感染予防のために、ヨガマットにアルコールスプレーをしているという人はいませんか?アルコールスプレーは、ヨガマットの素材を痛めてしまうのでNGです。また、消臭のためにファブリーズを毎回スプレーしているという人も多いと思いますが、スプレー後完全に乾かせば大丈夫です。
洗濯機でヨガマットを洗いたい人には「ヨガラグ」がおすすめ
洗濯機で洗えないタイプのヨガマットだけど、どうしても洗濯機で水洗いしたい!という人は、ヨガマットの上に「ヨガラグ」を敷いてはいかがでしょうか?ヨガラグは、洗える素材で出来ているものがほとんどなので、ヨガのレッスンが終わったら洗濯機で丸洗いすることが可能です。
ヨガラグの選び方
ヨガラグは、ヨガマットと同じ大きさか少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。またヨガラグに滑り止めが付いているかどうかもチェックしましょう。ヨガの最中にヨガラグが滑ってしまってヨガに集中できない、なんてことがないように。ヨガラグを持ち運ぶ予定なら、ケース付きのものが便利です。
ヨガマットの保管方法
ヨガマットを長期間保管するときは、ヨガマットケースに入れて保管するのがおすすめです。ヨガマットをそのまま丸めて保管すると、埃をかぶって汚れが落ちにくくなってしまう恐れがあります。また、ケースに入れることで紫外線劣化を抑える効果もありますよ。
ヨガマットケースは、保管だけではなくヨガのレッスンへ行くときにも重宝します。ヨガマットケースを選ぶとポイントは、ヨガマットを巻いた状態でケースに入るかどうかです。
余裕があるサイズを選べば、タオルや小物なども入れて持ち運べるので便利ですね。空気穴が開いていたり、メッシュ素材のものだと湿気を逃がしてくれるのでカビを予防できます。
まとめ
ヨガマットは、基本的には洗濯機で洗えません。水に強い素材であればバスタブなどで水洗いすることが可能です。毎回ヨガマットを洗濯機で洗いたい、という人はヨガマットの上にヨガラグを敷くと良いでしょう。ヨガマットのお手入れを正しく行うことで、ヨガマットの清潔が保てるだけではなく長持ちするのでおすすめです。