股関節が硬いとどうなる?ヨガ初心者で体が硬い!柔らかくなる?
年齢を重ねるたびに柔軟性が失われ、股関節が硬くなっていきますよね。股関節が硬いけどヨガを始めたい!という人や、ヨガ初心者だけどヨガを続ければ体が柔らかくなる?と不安な人に役立つ情報をお届けします。
体の不調の原因は「股関節が硬い」からかも
最近、足がむくみやすかったり疲れやすかったりしませんか?もしかしたら、それは股関節が硬いことが原因かもしれません。股関節が硬いと、股関節周辺のリンパの流れが滞りがちになります。リンパの流れが滞ると体の老廃物は上手く排出されません。
- 下半身がむくみやすい
- 体が冷えやすい
- 最近太りやすくなった
などの症状があるなら、リンパの流れが滞っている可能性があります。他にも、股関節が硬くなることで「猫背になる」「足や腰が痛くなる」といった体の不調が表れます。
股関節が硬くなる原因
体を不調に追いやる「股関節の硬さ」は、いったいどこから来るのでしょうか?股関節には、複数は、複数の筋肉が集まっている場所です。デスクワークで長時間座りっぱなしの人や、立ち仕事で長時間同じ姿勢でいる人は常に筋肉が緊張している状態にあります。
筋肉が緊張することで体にこわばりを感じ、肩こりや腰痛の原因となります。 筋肉が硬くなると股関節が硬くなるので、長時間座りっぱなしの人や同じ姿勢でいる人は休憩を取って筋肉の緊張を緩めてあげましょう。
ヨガで股関節が柔らかくなる
体が硬いのにヨガを始めるとなると、無謀なような気がしますが、ヨガは股関節を柔らかくするのに有効です。さすがにヨガ上級者のような難易度の高いポーズは無理ですが、初心者用のヨガレッスンならば体が硬い人でも心配要りません。
とはえ、ヨガを始めたからといって2~3日で体が柔らかくなるといったような即効性はありません。徐々に筋肉の緊張を緩めていうといたイメージです。効果を早く得ようとして、無理に体を押し広げようとしてはいけません。「イタ気持ちい」くらいで止めておいて、少しずつ慣れていくようにしましょう。
ヨガでは呼吸を意識して
無理に体を押し広げようとすると、知らぬ間に呼吸を止めてしまうことがありますよね。緊張している筋肉を緩めるには、深い呼吸をすると効果的です。筋肉の緊張状態は、息を吐くときに緩みます。ヨガではポーズを取るのと同じくらい呼吸が重要だと捉えられています。
体を柔らかくするヨガ
人気ヨガYouTuber「B-life」の「硬いカラダがみるみる柔らかくなるヨガ!」の動画が人気です。84万回再生されていて(2021年1月現在)、ヨガ初心者に優しいポーズの組み合わせが紹介されています。すべて再生しても15分程度の動画なので、お風呂上りや寝る前にも最適ですね。
体が硬い人と柔らかい人の違い
「体が硬いのは生まれつきだからしょうがない」と思っていませんか?確かに遺伝的な要因もありますが、柔軟性は習慣的にストレッチをすることで高められます。
たとえば、股関節の可動域は股関節の構造によってある程度決まってしまいます。しかし、体の柔らかさを決めるのは筋繊維のしなやかさも関係しています。筋繊維のしなやかさは、遺伝的な要因だけではなく運動の頻度も大きく関係しています。
ですから、あきらめないで日頃からヨガやストレッチをして筋肉に刺激を与えたり緩めたりすることで、体が硬い人でも体が柔らかくなる可能性があるのです。
ヨガの効果が出るまでの期間は?
ヨガが体を柔らかくするのに効果があるということは分かりましたが、即効性が無いのでモチベーションを維持するのが大変ですよね。ヨガの効果が出るまでの期間は、当たり前ですがヨガを行う頻度と関係します。
週1回ヨガのレッスンへ通っているなら、効果が出る目安は半年と思っていたほうが無難でしょう。週3回程度なら、3カ月ほどで効果が実感できるという人が多いです。無理は禁物ですが、毎日のヨガを習慣化することで、より効果を早く実感できるでしょう。
ヨガを習慣化するコツ
ヨガを習慣化するには、「自宅ヨガ」をライフスタイルにいかに取り入れるかが鍵です。ヨガをする時間を決めておくのも良い方法ですが、毎日同じ時間にヨガをするのは調整が難しいという人も居ます。
でも、ヨガをするのに効果的な時間があると言われたらどうですか?どうせやるなら、効果的な時間に行いたいですよね。おすすめなのは、夜の6時と9時です。夕食前と夕食後にヨガをするのが理想です。朝ヨガをしたい人は、朝食前に行いましょう。
ポイントは、空腹の状態でヨガをすることです。胃に食べ物が入った状態でヨガをすると、胃の上にある横隔膜が下がりにくく、深い呼吸を妨げてしまいます。
まとめ
股関節が硬い人は、リンパの流れが滞っているので下半身がむくみやすかったり、疲れやすくなったりします。代謝が悪くなるので太りやすいという悪循環に陥ります。
体が硬い・柔らかいは遺伝的要因もありますが、ヨガで深い呼吸をしたりストレッチで筋肉を緩めることで、柔軟性を高めることが十分可能です。あきらめないで、ヨガやストレッチを習慣化して行いましょう。