【レディース】ジムではトレーニングシューズとランニングシューズどちらが良いの?

スポーツジム

ジムで履くトレーニングシューズは、「履いていないスニーカーでいいや」と思っていませんか?ジムでは、運動に適したシューズを履くことで、パフォーマンスが向上します。おすすめのトレーニングシューズやランニングシューズもご紹介します!

ランニングシューズとトレーニングシューズの違い

真との上で白いスニーカーを履く女性の画像

トレーニングシューズは、見た目はランニングシューズと似ていますが特徴が異なります。トレーニングシューズは、長時間走り込むようには設計されていません。ですから、ジムでランニングやウォーキングをするなら、トレーニングシューズよりランニングシューズのほうがおすすめです。

ランニングシューズの特徴

ランニングをしている女性の足の画像

ランニングシューズは、靴底(アウトソール)とインナーソールの中間にあるミッドソールに大きな特徴があります。ミッドソールには衝撃吸収材が使用されていて、縦方向の動きに強く地面に足が着地する際の衝撃を和らげてくれます。また、メッシュ素材が使用されていて軽量に作られています。

初心者用のランニングシューズはクッション性が高い厚手のソールになっていますが、上級者向け(レース用)のランニングシューズはソールの厚みがなく、より軽量に作られています。ジムで履く場合は、初心者用のクッション性が高いランニングシューズがおすすめです。

初心者用のランニングシューズは、ドロップの差が大きく作られています。ドロップとは、ソールとかかと部分の厚みの差のことで、ドロップが大きいほど重心移動がスムーズです。かかとの着地からつま先が地面から離れるまでの重心移動にあまり筋肉を使わないので、走るのが楽になります。

トレーニングシューズの特徴

ウエイトトレーニングをする女性の画像

ジム用のトレーニングシューズは、「フィットネスシューズ」とも呼ばれています。ランニングシューズとは異なり横方向の動きに強いのが特徴です。ランニングシューズ(初心者用)はドロップ(ソールとかかと部分の厚み)が大きいですが、トレーニングシューズはドロップが小さいです。

ドロップが大きいと重心移動の助けをしてくれるので楽に走れますが、自動的に動いてしまうということになります。その点、ドロップが小さければ自分が意図する方向へ足を動かすのが容易になります。

ウエイトトレーニング(重りを使ったトレーニング)をする時は、足全体で床を捉えて重心やバランスを安定させる必要があるので、安定性グリップ力の高いトレーニングシューズがおすすめです。

迷ったらオールマイティー型にすれば◎

とはいえ、ジムへ行ったら「ランニングマシーンだけ」「ウエイトトレーニングだけ」をやるわけではないですよね。メインとなるトレーニングメニューをまだ決めかねている場合は、ランニングとウエイトトレーニングの両方に対応できるオールマイティー型(万能型)のトレーニングシューズがおすすめです。

オールマイティー型のトレーニングシューズは、

  • クッション性
  • 安定性
  • グリップ力

のどれか1つないしは2つだけ強調されているということがありません。何も表記されていないか、全て表記されているトレーニングシューズを見つけましょう。それが、オールマイティー型(万能型)のトレーニングシューズです。

おすすめのブランド

ジムのトレーニングシューズで多くの人から指示されているブランドを紹介します。迷ったら、以下のブランドの中から選ぶと良いでしょう。

ナイキ

ナイキ フリーメトコン3

出典:NIKE公式

ナイキの「フリーメトコン」シリーズは、

  • ナイキフリー
  • メトコン

の2つを融合したシューズです。

ナイキフリー」は、靴底が薄く柔軟性があるのが特徴です。アッパー素材(足の甲を覆う部分)は通気性が良く、素足のような履き心地が特徴です。

メトコン」はフラットで幅広のヒールが特徴で、抜群の安定性があります。トランクション(力を床に伝える能力)に優れています。

フリーメトコン」は、「ナイキフリー」と「メトコン」のいいとこ取りをしたデザインになっていて、ウエイトトレーニングからスピードトレーニングまで対応しているオールマイティー型のトレーニングシューズです。

アシックス

アシックスGT20009

出典:asics公式

アシックスのGT2000シリーズは、走ることに特化したランニングシューズです。かかとと前足の部分には、「GEL」が搭載されていて、足にかかる衝撃を吸収してくれます。また、素材に繊維を添加して優れたクッション性の「FlyteFoam」が飛ぶような走りを実現してくれます。

コンバース

コンバース CANVAS ALL STAR J HI

出典:コンバース公式

コンバースのオールスター(ハイカット)は、靴底がフラットでグリップ力に優れているので、ウエイトトレーニングシューズとしておすすめです。ハイカットのシューズだと足首が安定するので、下半身が安定します。下半身が安定すると、フォームが安定するので効果的に力を伝えることができ、パフォーマンスが向上します。

まとめ

ジムで履くシューズは、ランニングがメインの人は「ランニングシューズ」を、ウエイトトレーニングがメインの人は「ウエイトトレーニングシューズ」がおすすめです。ランニングもウエイトトレーニングもバランス良く行いたい、という人にはオールマイティー型(万能型)のシューズを選びましょう。